入院のご案内

  • 入退院の流れ
  • 医療療養病棟
  • 回復期リハビリテーション病棟
  • 入院時持参物・面会について

入退院の流れ ►

長期療養やリハビリテーションを必要とされる患者様の病院です。

ご入院には、以下のお手続きが必要になります。

1. お問い合わせ、ご相談、見学等

ご入院は、ご家族様の来院による入院相談となります。ご相談日の予定を調整させていただきますので、先ずはご希望の方(ご家族様等)から、当院医療相談室のソーシャルワーカー宛てにお電話でお問い合わせください。
また、院内施設の見学をご希望の方はお申し出ください。担当者がご案内させていただきます。
※かかりつけ医の紹介状のある方は、相談日にご持参いただきますので、その旨ご承知おきください。

◇相談受付時間など
相談受付時間
月曜日~金曜日(12月31日~1月3日、祝祭日を除く)
午前9時~午後4時まで
電話番号
079-438-8333
2. 入院相談

ソーシャルワーカーから当院の説明をさせていただきます。
このとき、利用者ご本人様の病状等をお伺いいたしますので、ご協力をお願いいたします。
また、他院入院加療中の患者様は、かかりつけ医(主治医)に情報提供者の作成を依頼してください。かかりつけ医の診療情報提供書は、完成次第当院へご郵送又はご持参ください。

3. ご入院

当院での加療が適正と判断されますと、その判定結果およびご入院日時につきまして、ご家族様等へ当院のソーシャルワーカーからご連絡いたします。

4. ご入院される場合

ご入院当日までに、改めて当院の担当者より必要書類の依頼とご相談をさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

5. 入院案内

入院案内はこちらからご覧ください。 ⇒ 加古川磯病院入院案内(PDF)

医療療養病棟 ►

Q医療療養病棟とはどういったところ?
A 適用保険:公的医療保険
利用対象者:慢性期の病気、医療区分2・3の人を対象
人員配置:患者4人に対して看護師・看護補助者が1人以上配置
医療制度:長期療養を目的とした制度(特に医療の必要性が高い)
医療機能・体制:人工呼吸器や中心静脈栄養などの医療
24時間の看取り、ターミナルケア
当直体制(夜間・休日の対応)
緩和ケア
Q療養病棟の役割はなんですか?(医療療養病床)
A 慢性期医療においては、疾患の悪化、合併症や廃用症候群の予防、あるいは看取りを視野に入れたターミナルケア、検査や処置などの診療・治療が中心の入院医療、人間らしい尊厳を重視し、ケアを主体とした生活に重点を置いています。 
具体的に当院では、主として下記のような役割を担っております。
1.在宅療養の継続支援を趣旨としたレスパイト入院
2.看取りまで引き受けるターミナルケア
3.嚥下機能障害、四肢麻痺などにより、人工呼吸器の管理や頻回吸引などの呼吸ケア
4.がん治療を終えた患者様に対する緩和ケア
5.生活の視点を重視した医療・看護の提供
6.継続的なリハビリ
Q療養病棟へはどんな病気でも入院できますか?
A 対象となる病気や病状があります。詳しくは、当病院へご相談ください。
Q療養病床から退院までの順序は?
A 入院時と比べて患者様の病態が安定し、在宅や施設で生活できる能力を持たれている患者様は、医師・看護師に加えて、相談員やケアマネージャーと患者様、ご家族で退院カンファレンスを実施します。退院後、患者様が安心して生活を送ることができるように在宅サポート(介護サービス)、通所サービスなどのご提案をさせていただきます。
Qリハビリはどういうことをするの?
A 病気・病状・経過等により実施内容・頻度は変わりますが、療養病棟での実施頻度は週に2~3回以上実施しております。実施内容としては必要に応じて理学療法・作業療法・言語聴覚療法を実施しております。
心身機能や日常生活動作能力の維持・向上を目指すとともに、作業活動や摂食・嚥下機能の維持・向上を目的としたリハビリも実施しております。

回復期リハビリテーション病棟 ►

Q回復期リハビリテーション病棟ってどんな病棟なの?
A医師・看護師・介護士・相談員・療法士(リハビリスタッフ)が一丸となって集中的なリハビリを行う病棟です。 当院回復期リハビリテーション病棟では「あなたの一歩、私たちが支えます」をモットーに頑張っています。

施設写真 施設写真
Qリハビリってどんなことをするの?
A理学療法:寝返りや起き上がり、歩行といった、人間が生活する上で基本的な動作を中心に患者さんと一緒に練習します。
作業療法:トイレに関する動作や着替え、食事といった生活を営む上で必要な動作を中心に患者さんと一緒に練習します。
言語聴覚療法:食べ物の飲み込みや発声、発語、コミュニケーションがもっと円滑にできるように患者さんと一緒に練習します。
その他:必要に応じてご自宅に伺い、自宅で必要な動作の確認や改修の必要性を検討・提案をします。 このような内容を患者さんの状態を考慮し、組み合わせて実施します。
Q:どんな感じで1日を過ごすの?
A:1日約100分程度(2023年7月の平均実施時間)のリハビリを行っています。(全国平均:125分程度)
ただし、患者さんの状態により変動します。

入院生活の流れ
Qどの地域から来られている人が多いの?
A加古川市内・稲美町の方がほとんど(91.2%)です。
Qどんな病気でも入院できるの?
A脳卒中、脊髄損傷、太もも・骨盤・背骨の骨折等急性期治療による安静により日常生活を送ることが困難になった患者さんが対象になります。詳細はこちら(リンク添付)をご覧ください。
Q入院期間はどのくらいなの?
A2022年7月から2023年6月までの平均70.1日です。(全国平均:66.2日)
ただし、その患者さんの病気・病状によって日数は異なりますので、リハビリの進捗状況や病状に応じて変更します。
Q患者さんはどのくらい良くなるの?
A日常生活において自分ひとりでどのぐらい動作ができるか(介助が必要か)を評価する基準として「FIM」というものがあります。
全18項目で各7点(1点:「全く何もできない」から7点:「準備も含め1人でできる」)となっています。 退院時のFIMと入院時のFIMの差を利得といいます。利得が高いほど、日常生活上は一人でできることが増えている(介助する量が減っている)といえます。
2022年7月から2023年6月までの平均では29.9点です。(全国平均:24.3点) 特に退院時にトイレまでの移動(歩行)57.0%・トイレ動作77.5%の患者さんが手すり等の道具を使用するか、見守りのみで出来るようになっています。

グラフ2
Qみんな自宅に帰っているの?
A2022年7月から2023年6月に退院された患者さんのうち82.1%の患者さんがご自宅等に退院されています(全国平均:77.9%)
Q病院にはどうやって行くの?
A当院へのアクセスはこちら(アクセスマップのリンク)をご覧ください。
また、無料送迎バスも運行しております。また、市町村運営有償運送「上荘くるりん号」が当院にもとまります。
ちなみに、加古川中央市民病院からは車で約10~15分程度、加古川医療センターからは車で10~15分程度です。東播磨道をご利用の際は、八幡稲美・八幡三木インターより約5分程度となっております。
Q入院したいときや相談がある時はどうしたらいいの?
A当院代表の電話(079-438-8333)にご連絡ください。質問内容によりリハビリスタッフや医療相談員等が対応します。
*文章内に出てくる「全国平均」とは「一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会:回復期リハビリテーション病棟の現状と課題に関する調査報告書、2023年2月」を参照しています。
<参考>

対象疾患

最大
入院期間

脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後、又は義肢装着訓練を要する状態

150日

高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷

180日

3

多肢の骨折、大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折

90日

4

外科手術又は肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後

90日

5

大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後

60日

6

股関節又は膝関節の置換術後の状態

90日

入院時持参物・面会について ►

入院中に必要な日用品を記載しております。
ご準備くださいますようお願いします。

1.洗面道具
1 コップ(プラスチック製のもの)
2 歯ブラシ
3 歯磨き粉
4 舌ブラシ
5 義歯入れ(プラスチック製のもの)
6 ひげそり(T字型と電気シェーバー)
2.オムツ類
1 オムツ or リハビリパンツ

病院でご用意(リース)させていただきます。
ご自宅からの持ち込みはご遠慮下さい。

2 尿取りパット
3 おしりふき
3.パジャマ・ねまき
1 パジャマ・
ねまき
4セット
(上下)
病院でもご用意できます(有料)
ご希望のかたはお申し出ください。
2 肌着 4セット
(上下)
ボタンタイプをご用意ください。
マジックテープタイプは不可。
3 くつ下 4足

※お家から持ち込みされている場合は、着替え分がなくならないようご注意ください。
持ち込みされているものがなくなった場合、一時的に病院のねまき等を使用させていただきますのでご了承ください。(有料)

面会・お見舞い

◆面会可能日:平日のみ ※予約不要

       土日祝不可、年末年始(12/30~1/3)不可

◆面会時間 :14時~16時の間で、1組15分以内

◆人数   :2人まで

       家族様または家族に準ずる方(ただし、小学生以下は面会不可)

    • ・病棟入り口にある「入棟許可証」「面会簿」に面会時間・面会者名を記入してください。
      面会終了後は「入棟許可証」を返却BOXへ入れてお帰り下さい。
    • ・症状のある方は面会できません。
      (10日内に感染症、3日以内に発熱、咽頭痛、感染性胃腸炎にかかられた方もご遠慮願います)
    • ・必ずマスクを着用し、病室への入退室時には手指衛生を行ってください。
    • ・感染防止のため、病室への飲食物・生花の持ち込みはご遠慮ください。
      また、居室内での飲食もご遠慮ください。

    感染症の流行等により病棟によって面会の可否が異なる場合がございます。
    現在の面会実施状況については下記表をご参照ください。

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